トランプ大統領 ウクライナ支援の見返りにレアアースを要求
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。トランプ大統領とプーチン大統領による対面会談の開催地にサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)が浮上しています。両国ともプーチン大統領に逮捕状を出しているICC(国際刑事裁判所)には加盟していません。両国が安全保障面でアメリカと緊密な関係を持っていることを懸念する声がロシア政府内にあるといいます。ロシア政府高官は最近、サウジやUAEを訪問。ウクライナ侵略の終結を目指すトランプ大統領は、プーチン大統領と早期に会談する考えを繰り返し表明しています。
トランプ大統領は、ロシアとの戦闘を続けるウクライナへの支援の見返りに、レアアースの供与を求めていることを明らかにしました。トランプ大統領は「ウクライナには素晴らしいレアアースがあり、私はレアアースの安全保障が欲しい。彼らは前向きですよ」と述べ、ウクライナへの経済支援や軍事支援の見返りに、レアアースの供与を求めていることを明らかにしました。ウクライナ側と合意に向けた協議を進めていて、「彼らは前向きだ」とも話しています。また、トランプ大統領はアメリカと比べてヨーロッパ諸国のウクライナへの支援額が低いことを改めて批判し、「少なくともアメリカと同じ額を出すべきだ」と強調しました。
トランプ大統領がロシアの侵略を受けるウクライナに支援の対価としてレアアースの供給を求める考えを示したことについて、ウクライナ大統領府筋は、アメリカへのレアアース供給に先立ち、まずはウクライナの安全が保証されることが必要だと指摘。アメリカがウクライナのNATO(北大西洋条約機構)を認めることなどを念頭に置いているとみられます。ウクライナ大統領府筋はレアアース供給について、ウクライナの「戦勝計画の一部」だと説明。「ゼレンスキー大統領が昨年秋にトランプ大統領と会談した際に提案した」と明らかにしました。ゼレンスキー大統領はまた、ウクライナのレアアースがロシアの手に渡るのを防ぐべきだとの考えも伝えたといいます。
ロシア政府は2/3(月)、ゼレンスキー大統領が希望するウクライナ、ロシア、アメリカ、EU(ヨーロッパ連合)の4者が参加する停戦協議案について、話題にするのは時期尚早だと冷淡な反応を示しました。ゼレンスキー大統領は2/1(土)に公表されたインタビューで、こうした4者の枠組みでの停戦協議が好ましいと語り、ウクライナを除外してアメリカ・ロシア両国が停戦を話し合うのは「非常に危険だ」とくぎを刺しています。
ロシアの首都モスクワの高級マンションで2/3(月)、爆発があり、ウクライナ東部の親ロ派武装勢力指導者サルキシャン氏が死亡。ロシアメディアによると、サルキシャン氏がボディーガードとともに施設の地下に入ったところ爆発が起こったといいます。ボディーガード1人も死亡、3人が負傷。警察は暗殺事件として捜査しています。SBU(ウクライナ保安局)は12月、サルキシャン氏について、2014年以降親ロ派が広く実効支配しているドネツク地方の犯罪組織のリーダーで、「非合法武装組織」を参加・支援しているとの見方を示していました。親ロ派武装勢力を結成、物資購入し前線に供給していたといいます。ロシアの独立系メディア、メディアゾナによると、アルメニア出身のサルキシャン氏はドネツク州の都市ホルリウカで長年組織犯罪に関与。ウクライナとの戦闘のため2022年、アルメニア系で構成される親ロ派武装組織を設立したといいます。ウクライナは12月、モスクワでの爆弾を使った作戦でロシア軍幹部を殺害。今回の事件についてウクライナ側は何も明らかにしていません。
国連ウクライナ人権監視団は2/3(月)の報告書で、ロシア軍によるウクライナ兵捕虜の処刑が昨年8月以降で79人に上り、急増していると警鐘を鳴らしました。国際人権法は戦争捕虜と負傷者の処刑を禁じ、戦争犯罪とみなしています。監視団は「降伏した、あるいはロシア軍に身柄を拘束された多くのウクライナ兵がその場で射殺された。目撃者の証言によると、非武装のウクライナ兵や負傷兵も殺害された」と報告。ウクライナのシビハ外相はSNSで報告書に触れ、「ウクライナが正真正銘の獣と対峙している」ことを示す残虐行為だとして国際社会に緊急対応を求めました。監視団はウクライナおよびロシア筋が公表した動画や写真を分析するとともに、目撃者への詳細な聞き取りを実施。処刑はロシアが攻撃を展開している地域で行われたとしています。
▼読みもの
【メディア】
[ ネット ] 2025/02/04 18:30 (生)
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[ ネット ] 2025/02/04 20:00 (生)
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[ テレビ ] 2025/02/04 20:00 (録画・録音)
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トランプ大統領は、ロシアとの戦闘を続けるウクライナへの支援の見返りに、レアアースの供与を求めていることを明らかにしました。トランプ大統領は「ウクライナには素晴らしいレアアースがあり、私はレアアースの安全保障が欲しい。彼らは前向きですよ」と述べ、ウクライナへの経済支援や軍事支援の見返りに、レアアースの供与を求めていることを明らかにしました。ウクライナ側と合意に向けた協議を進めていて、「彼らは前向きだ」とも話しています。また、トランプ大統領はアメリカと比べてヨーロッパ諸国のウクライナへの支援額が低いことを改めて批判し、「少なくともアメリカと同じ額を出すべきだ」と強調しました。
トランプ大統領がロシアの侵略を受けるウクライナに支援の対価としてレアアースの供給を求める考えを示したことについて、ウクライナ大統領府筋は、アメリカへのレアアース供給に先立ち、まずはウクライナの安全が保証されることが必要だと指摘。アメリカがウクライナのNATO(北大西洋条約機構)を認めることなどを念頭に置いているとみられます。ウクライナ大統領府筋はレアアース供給について、ウクライナの「戦勝計画の一部」だと説明。「ゼレンスキー大統領が昨年秋にトランプ大統領と会談した際に提案した」と明らかにしました。ゼレンスキー大統領はまた、ウクライナのレアアースがロシアの手に渡るのを防ぐべきだとの考えも伝えたといいます。
ロシア政府は2/3(月)、ゼレンスキー大統領が希望するウクライナ、ロシア、アメリカ、EU(ヨーロッパ連合)の4者が参加する停戦協議案について、話題にするのは時期尚早だと冷淡な反応を示しました。ゼレンスキー大統領は2/1(土)に公表されたインタビューで、こうした4者の枠組みでの停戦協議が好ましいと語り、ウクライナを除外してアメリカ・ロシア両国が停戦を話し合うのは「非常に危険だ」とくぎを刺しています。
ロシアの首都モスクワの高級マンションで2/3(月)、爆発があり、ウクライナ東部の親ロ派武装勢力指導者サルキシャン氏が死亡。ロシアメディアによると、サルキシャン氏がボディーガードとともに施設の地下に入ったところ爆発が起こったといいます。ボディーガード1人も死亡、3人が負傷。警察は暗殺事件として捜査しています。SBU(ウクライナ保安局)は12月、サルキシャン氏について、2014年以降親ロ派が広く実効支配しているドネツク地方の犯罪組織のリーダーで、「非合法武装組織」を参加・支援しているとの見方を示していました。親ロ派武装勢力を結成、物資購入し前線に供給していたといいます。ロシアの独立系メディア、メディアゾナによると、アルメニア出身のサルキシャン氏はドネツク州の都市ホルリウカで長年組織犯罪に関与。ウクライナとの戦闘のため2022年、アルメニア系で構成される親ロ派武装組織を設立したといいます。ウクライナは12月、モスクワでの爆弾を使った作戦でロシア軍幹部を殺害。今回の事件についてウクライナ側は何も明らかにしていません。
国連ウクライナ人権監視団は2/3(月)の報告書で、ロシア軍によるウクライナ兵捕虜の処刑が昨年8月以降で79人に上り、急増していると警鐘を鳴らしました。国際人権法は戦争捕虜と負傷者の処刑を禁じ、戦争犯罪とみなしています。監視団は「降伏した、あるいはロシア軍に身柄を拘束された多くのウクライナ兵がその場で射殺された。目撃者の証言によると、非武装のウクライナ兵や負傷兵も殺害された」と報告。ウクライナのシビハ外相はSNSで報告書に触れ、「ウクライナが正真正銘の獣と対峙している」ことを示す残虐行為だとして国際社会に緊急対応を求めました。監視団はウクライナおよびロシア筋が公表した動画や写真を分析するとともに、目撃者への詳細な聞き取りを実施。処刑はロシアが攻撃を展開している地域で行われたとしています。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第1章 第7回 ヴィーナスアワード
第2章 第7回 ヴィーナスアワード前
第3章 それぞれの春
第4章 記念日
第5章 hareition
【メディア】
[ ネット ] 2025/02/04 18:30 (生)
NMB48 LIVE!! ON DEMAND──NMB48 チームBII「僕のアオハル」公演
[ ネット ] 2025/02/04 20:00 (生)
SHOWROOM──NGT48 新沢葵唯
[ ネット ] 2025/02/04 20:30 (生)
SHOWROOM──NGT48 松坂紗帆
[ テレビ ] 2025/02/04 20:00 (録画・録音)
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