トランプ大統領 プーチン大統領の停戦案事実上拒否に非常に期待できるが不完全
プーチン・ロシアによるウクライナ侵略。トランプ大統領は3/14(金)、自身のSNSにウクライナ侵略を続けるプーチン大統領との間で「昨日、非常に良い生産的な議論を行った」と投稿。3/13(木)にモスクワで行われたアメリカのウィトコフ中東担当特使とプーチン大統領の会談に言及。「この戦争がついに終結するという可能性は非常に高い」とし、停戦に向けた手応えを強調。投稿に先立つ3/13(木)、アメリカとウクライナが合意した30日間停戦案を巡り、プーチン大統領が受け入れを事実上拒否したことについて「非常に期待できる発言をしたが、不完全だった」とホワイトハウスで記者団に不満を示していました。
ゼレンスキー大統領は3/14(金)、アメリカと合意した自国での一時停戦案をプーチン大統領が疑問視したことを受け、和平実現に向けた外交努力をプーチン大統領は妨害していると非難。ゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で、「彼（プーチン大統領）は停戦を前にしてもなお、容認し難い極めて困難な条件を設定し、外交努力を妨害するために手を尽くしている」と批判しました。ウクライナはアメリカに提案された30日間停戦案に同意したが、プーチン大統領は同案がどのように機能するのか「重大な疑問」があると述べていました。ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領が「自らこの戦争を終わらせることはない」が、アメリカならロシアに十分な圧力をかけて侵略を阻止できると主張。「アメリカにはそれを実現するだけの力がある。強力な措置が必要だ。この戦争の継続を望んでいる唯一の人物に対して、強い圧力が加えられなければならない」と訴えました。
トランプ大統領は3/14(金)、ウクライナ情勢について「良いニュースがあったが、先はまだ長い。何が起きるか見てみる必要がある」と語りました。アメリカとウクライナが合意した即時停戦案をプーチン大統領が事実上拒否したことを踏まえ、停戦実現には一定の時間がかかるとの認識を示したものとみられます。トランプ大統領は「プーチン大統領と良好な関係を築いており、我々は良い結果を得ている」と手応えも示しました。トランプ大統領は「今この瞬間も多くのウクライナ兵がロシア側に包囲されている」と語り、ロシア側にウクライナ兵を殺害しないよう要請したと説明。ロシア・クルスク州でロシア軍の反撃を受けるウクライナ軍が念頭にあるとみられます。
プーチン大統領は3/14(金)、クルスク州に越境攻撃を仕掛けているウクライナ兵について、トランプ大統領の助命要請を受け、投降すれば命を保証すると呼び掛けました。トランプ、プーチン両大統領は、クルスク州でロシア軍がウクライナ軍を包囲したと主張していますが、ウクライナ側はこれを否定しています。ただし、ゼレンスキー大統領も同州で自軍が追い込まれていることは認めています。ロシアは先週、急速な反転攻勢を開始。ウクライナ軍が昨年８月から越境攻撃を行っているクルスク州で占領された領土や集落の大部分を奪還。プーチン大統領はテレビ中継された演説で、「われわれはトランプ大統領の要請に賛同する」「彼ら（クルスク州で越境攻撃に参加するウクライナ兵）が武器を捨てて投降すれば、命と、尊厳のある待遇を保証する」と主張。「大統領の要請を効果的に実行するには、ウクライナの軍事・政治指導部も部隊に武装解除して降伏するよう命じる必要がある」と続けました。
カナダ・シャルルボワで開かれていたG7（先進７カ国）外相会合は3/14(金)、共同声明を発表して閉幕。ウクライナ侵略を続けるロシアにウクライナと対等な条件での停戦に合意し、完全な履行を要求すると明記しました。ロシアが合意しない場合には、追加制裁なども示唆して圧力をかける姿勢も示しました。共同声明は、ウクライナの領土保全と国家存続の権利などについて「揺るぎない支持」を再確認。サウジアラビアで3/11(火)に行われたアメリカとウクライナの高官協議を歓迎しました。ウクライナはアメリカが提案した30日間停戦案を受け入れる用意があるとしています。共同声明は、ロシアが停戦に合意しない場合、制裁やウクライナへの追加支援などさらなるコストを課すことを議論したことも明らかにしました。ロシアの再侵略を防ぐため、「強固で信頼に足る安全保障体制の必要性」も強調。中国がロシアに武器や軍民両用の部品を提供する「決定的な支援者だ」として、対露軍事支援を行う北朝鮮やイランとともに非難しました。ただ、ロシアの侵略を直接非難する表現は盛り込まれませんでした。停戦実現を急ぐトランプ政権が非難に反対したとみられます。議長国カナダのジョリー外相は3/14(金)、記者団に「G7の強い結束を確認することができた」と述べ成果を強調。ウクライナで停戦が実現するかどうかは「ロシア次第という状況だ」として、ロシアの出方を注視する考えを示しました。
ゼレンスキー大統領は3/15(土)、SNSへの投稿で、越境攻撃を続けているロシア・クルスク州での作戦は継続しており「部隊は包囲されていない」と強調しました。前日、軍参謀本部はゼレンスキー政権に圧力を加えるためのロシアの情報戦と断じています。また、アメリカの戦争研究所も同日、確認できないと指摘。
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ゼレンスキー大統領は3/14(金)、アメリカと合意した自国での一時停戦案をプーチン大統領が疑問視したことを受け、和平実現に向けた外交努力をプーチン大統領は妨害していると非難。ゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で、「彼（プーチン大統領）は停戦を前にしてもなお、容認し難い極めて困難な条件を設定し、外交努力を妨害するために手を尽くしている」と批判しました。ウクライナはアメリカに提案された30日間停戦案に同意したが、プーチン大統領は同案がどのように機能するのか「重大な疑問」があると述べていました。ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領が「自らこの戦争を終わらせることはない」が、アメリカならロシアに十分な圧力をかけて侵略を阻止できると主張。「アメリカにはそれを実現するだけの力がある。強力な措置が必要だ。この戦争の継続を望んでいる唯一の人物に対して、強い圧力が加えられなければならない」と訴えました。
トランプ大統領は3/14(金)、ウクライナ情勢について「良いニュースがあったが、先はまだ長い。何が起きるか見てみる必要がある」と語りました。アメリカとウクライナが合意した即時停戦案をプーチン大統領が事実上拒否したことを踏まえ、停戦実現には一定の時間がかかるとの認識を示したものとみられます。トランプ大統領は「プーチン大統領と良好な関係を築いており、我々は良い結果を得ている」と手応えも示しました。トランプ大統領は「今この瞬間も多くのウクライナ兵がロシア側に包囲されている」と語り、ロシア側にウクライナ兵を殺害しないよう要請したと説明。ロシア・クルスク州でロシア軍の反撃を受けるウクライナ軍が念頭にあるとみられます。
プーチン大統領は3/14(金)、クルスク州に越境攻撃を仕掛けているウクライナ兵について、トランプ大統領の助命要請を受け、投降すれば命を保証すると呼び掛けました。トランプ、プーチン両大統領は、クルスク州でロシア軍がウクライナ軍を包囲したと主張していますが、ウクライナ側はこれを否定しています。ただし、ゼレンスキー大統領も同州で自軍が追い込まれていることは認めています。ロシアは先週、急速な反転攻勢を開始。ウクライナ軍が昨年８月から越境攻撃を行っているクルスク州で占領された領土や集落の大部分を奪還。プーチン大統領はテレビ中継された演説で、「われわれはトランプ大統領の要請に賛同する」「彼ら（クルスク州で越境攻撃に参加するウクライナ兵）が武器を捨てて投降すれば、命と、尊厳のある待遇を保証する」と主張。「大統領の要請を効果的に実行するには、ウクライナの軍事・政治指導部も部隊に武装解除して降伏するよう命じる必要がある」と続けました。
カナダ・シャルルボワで開かれていたG7（先進７カ国）外相会合は3/14(金)、共同声明を発表して閉幕。ウクライナ侵略を続けるロシアにウクライナと対等な条件での停戦に合意し、完全な履行を要求すると明記しました。ロシアが合意しない場合には、追加制裁なども示唆して圧力をかける姿勢も示しました。共同声明は、ウクライナの領土保全と国家存続の権利などについて「揺るぎない支持」を再確認。サウジアラビアで3/11(火)に行われたアメリカとウクライナの高官協議を歓迎しました。ウクライナはアメリカが提案した30日間停戦案を受け入れる用意があるとしています。共同声明は、ロシアが停戦に合意しない場合、制裁やウクライナへの追加支援などさらなるコストを課すことを議論したことも明らかにしました。ロシアの再侵略を防ぐため、「強固で信頼に足る安全保障体制の必要性」も強調。中国がロシアに武器や軍民両用の部品を提供する「決定的な支援者だ」として、対露軍事支援を行う北朝鮮やイランとともに非難しました。ただ、ロシアの侵略を直接非難する表現は盛り込まれませんでした。停戦実現を急ぐトランプ政権が非難に反対したとみられます。議長国カナダのジョリー外相は3/14(金)、記者団に「G7の強い結束を確認することができた」と述べ成果を強調。ウクライナで停戦が実現するかどうかは「ロシア次第という状況だ」として、ロシアの出方を注視する考えを示しました。
ゼレンスキー大統領は3/15(土)、SNSへの投稿で、越境攻撃を続けているロシア・クルスク州での作戦は継続しており「部隊は包囲されていない」と強調しました。前日、軍参謀本部はゼレンスキー政権に圧力を加えるためのロシアの情報戦と断じています。また、アメリカの戦争研究所も同日、確認できないと指摘。
▼読みもの
- カクヨム…「N'sルール」新潟発アイドルグループのストーリー
第１章 第7回 ヴィーナスアワード
第２章 第7回 ヴィーナスアワード前
第３章 それぞれの春
第４章 記念日
第５章 hareition
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［ テレビ ］ 2025/03/15 06:40 （おっかけ）
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［ テレビ ］ 2025/03/14 19:00 （録画・録音）
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［ ネット ］ 2025/03/15 19:35 （生）
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